ファクタリングの会計処理に関する詳しいまとめ

ファクタリングの仕組み

 

ファクタリングとは簡単に言いますと、債権の現金化ということになります。回収できていない売掛債権を、銀行などの第三者金融機関に譲渡して手数料を支払うことにより、安全に資金化することを指します。しかし、実際に手にできる金額は、当初の売掛金よりも割り引いた金額を受け取ることになります。ファクタリングのメリットとしては、売掛金の支払いサイトの長さによって発生する、売掛金の資金化タイムラグを解消できるところにあります。

 

ファクタリングの流れ

 

ファクタリングを導入して売掛金を現金化するまでの流れをまとめてみました

 

  1. 商品やサービス(労働力など)を納品・提供
  2. 売掛債権のサイト日決定
  3. 商品・サービスの請求書発行(売掛金)
  4. 売掛した会社とファクタリング機関との契約
  5. ファクタリング機関と売掛会社との請求金額の確認
  6. ファクタリング機関への請求書発行
  7. 売掛会社とファクタンリング機関による請求金額の最終確認
  8. ファクタリング機関からの支払い
  9. 売掛会社からファクタリング機関への売掛処理が完了

 

大まかにはこのような流れになります。
基本的にはファクタリング機関と契約して債権を譲渡すれば、あとはほとんどお任せになります。

 

ファクタリングの手数料

 

ファクタリングには金融機関との契約が必要になりますし、売掛金処理を代行してもらいますから、その手数料を支払うことになります。リスクヘッジの役割もありますが、主にキャッシュフローの改善にかかわる部分だけになります。したがって金融機関が設定する手数料のみになりますから、びっくりするような手数料を取られることは無いでしょう。
 一般的には売掛債権の手数料としては5〜25%ぐらいの幅が一般的です。かなりの幅がありますが、売掛会社の信用度により料率が異なってきます。また、売掛債権をファクタリングする場合、第三者対抗要件に備える必要性があります。
また、ファクタリングを依頼する金融機関によって、サービス内容も異なるのが一般的です。代行内容が二者間取引に対応したサービスを行っているところなどは、料率が高くなることがあります。債権譲渡冬期についても情報公開になってしまうことを嫌がる企業もあることから、債権譲渡登記をせずにファクタリングを実施してくれる会社もあります。このようにファクタリングにも様々な対応やサービスがありますので、費用の面だけでなく、総合的な判断が必要になります。